診療のモットーを教えてください。
主訴というのは、一言では分からないので、患者さんとよく話をしないと、本当の事は分からないです。
患者さんは「ホワイトニングしたい」と、でも口の中みたら、補綴物がぶつぶつ入っていましたし、何のホワイトニングだろうと。
普通、皆さんはホワイトニング(※) は、マウスピースのトレーを作って、薬液入れて、白くするみたいな、あとは、オフィスホワイトニング(※) なら、1時間くらいで帰ってくる光をあてる、薬液を塗るとか、そんな感じで。よく聞いていったら、「歯をきれいにしたい」ということで、ホワイトニングといっても、すごくタバコ吸っていてヤニだらけの人でしたら、掃除すれば、きれいになります。それでもホワイトニングです。あとは、古いブリッジ(※) が入っていて、変色しているとか。それをやりかえるのもホワイトニングだし。変色歯ありますよね?
生まれながらの茶色の歯や黄色い歯などを薬で改善したり差し歯で改善したり、それもホワイトニングですし、昔詰めた○○を汚くなったところをやり変えたりして目立たなくなればホワイトニング。一言で「ホワイトニングしてください」と言っても話をちゃんと聞かないと、本当の主訴がつかめないですね。ちゃんと時間をとって聞くように。最初、初診の時に、歯を削ったりするのはほとんどしないようにしています。
枠はあまりとっていないので30分とか、緊急で本当に前歯がとれて困るとか、というのは、処置をしますが、ほとんどは聞くように。どんな治療で改善したいのかも、何の主訴とかも聞かないと分からないので、やっぱり患者さんのニーズを掴む、あと話し合って、どんな治療にしていくかを決めるのが大事かなと思っていますので、あまりおすすめしないですね。
—————————————————-
※は自由診療。標準価格は下記の通り。
—————————————————-