開業までの経緯を教えてください。
当院は、1973年に父の手で開業しました。私は父の背中を見て育ち、父のような歯科医師になることが自然と私自身の夢になっていました。歯科医師としての資格を得てからしばらくは大学病院の中で研究をつづけ、学生を教える立場にありましたが、父の体力の低下を実感したとき、自然と父とその患者さまのために自分ができることは何かを考え、この歯科医院に戻ってきたのです。父の患者さまを引き継ぐ際には、歯科医療に携わる父の思いそのものを引き継いでいこうと決心いたしました。患者さまお一人おひとりのことを思いやり、歯科医療に求めておられることは何かに思いを馳せ、ニーズにお応えしようと努める姿勢――これが父の診療に対する姿勢であり、私自身が引き継いだ思いでもあります。今後も、患者さまを第一に考え、歯科医療をご提供してまいります。