歯科医師を目指したきっかけについてお聞かせください。
子供の頃、歯が薬の副作用でグレーっぽい色をしていたんです。ある日、けがで前歯が折れてしまって、差し歯をすることになったのですが、歯の色が他の歯のグレー色に合わせられなくて、色違いになってしまいました。人に見られやすい前歯の色が、他の歯と違うのがとても嫌で、コンプレックスを感じていました。そのせいか、自然と歯医者の仕事に興味を持ったのだと思います。「将来は歯医者さんになって、歯で悩んでいる人達を救いたい!」みたいなね(笑)
本当は、差し歯は歯科技工士さんが作るのですが、子供だったのでそれも歯医者さんの仕事だと思っていました。それに、物を作るのが大好きだったので、手先が器用なイメージのある歯医者さんに憧れていたのも一因ですね。