歯科医師を目指したきっかけを教えて下さい
私が歯科医師になろうと思ったのは、高校2年生のときです。
歯が痛くなって困ったことがありました。そのときたまたま母親が、近くの歯科医院に自由診療で通っていたので、そこの先生に治療をお願いしました。
その当時は、歯科医院の数はまだまだ少なく、本来であれば3ヶ月待ちが当たり前でしたが、母が通っていたこともあり翌日に診てもらえることになりました。
一晩中、痛くてたまりませんでしたが、翌日その歯科医院の若い先生に診療してもらい、痛みがピタリと治まりました。大変感激し、それから両親は私に医者になるようすすめてきました。
私はそれまで、親が建築士だったため同じ道に進むつもりでした。しかしその時、歯の痛みがピタッと消えたのが本当にうれしくて、このように感謝される仕事をしたいと思うようになりました。
もともとは両親を助けたいという思いから建築家になろうと考えていましが、この出来事がきっかけで歯科医師になりました。