説明・カウンセリングで重要視していることは?
私と患者さま二人三脚でいくというスタンスを大切にしています。こちらが何を行うか十分に説明を果たせていないままですと、患者さまも何をやっているか分からないので不安になります。こちらが一方的に「はい口開いて」と言うわけにもいきませんから。患者さまにも今やっていることを理解してもらいながら、二人三脚の治療を心がけています。たとえばホースがここにあって、穴があいて水がヒューヒュー抜けているとします。元栓を閉めたら早いので、止めるのは簡単です。しかし、なぜ元栓を閉めるかというのは患者さまが知らなければ困るので、そこからです。初診の患者さまは、いきなり治療を始めることなく、20分くらい話し合いをしています。よっぽど痛いときは別ですが。