ご自身で開業されてよかったと感じるのはどういったことでしょうか。
開業を決意したきっかけは、純粋に自分自身が良いと思った治療を患者さまに提供するためです。開業場所として東京の神保町という場所を選んだのですが、自分自身の実力を試すには本当に良い場所だったと思います。
ただ、これはほかに開業された先生方と同じかもしれませんが、開業するとどうしても「自分が正しい」という主観的な考え方に陥ってしまう傾向があります。そうならないためにも、毎年学術論文を学会に提出してほかの先生方の意見をお伺いするなど、客観性を意識するように努めています。